芦屋川に魚を増やそう会
山田勝己が贈る
芦屋自然博物館

 海抜0mから六甲山頂931mまで、南北わずか8qの中に、多様な自然が存在している街ということで、全国に誇れる芦屋市です。
 鳥も木も草も昆虫も魚も、非常に豊かです。知識を持って眺める事で、芦屋市民はさながら自然博物館の中に暮らしているようなものだと気付く事が出来るでしょう。
 芦屋の自然を守り育てる事こそ、芦屋らしさをアピールする事だと考えています。市民の思い入れと行動だけでは不可能です。是非とも、行政との協力関係を深めてゆかなければならないと思っています。最近では、他市行政からの協力要請もあり、当会では、それに応えての活動もしております。
 誰もが、自然の一部としての存在を実感できる豊かな生き方をする延長線上に芦屋の自然が輝くのです。このページでは芦屋の素晴らしい自然についてのお話をしてゆきます。御期待下さい。

ご報告 2018.05

 「芦屋の自然レポート:芦屋川最大の滝と人面岩」
High Society Club 2019 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。

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ご報告 2018.05

 「芦屋の自然レポート:芦屋川の宝物」が
High Society Club 2018 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。

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ご報告 2016.04

 「芦屋の自然レポート:芦屋川のゲンジホタル・カジカガエルは芦屋の至宝」
High Society Club 2016 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。

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ご報告 2014.12.30

 「芦屋の自然レポート:ツルヨシの害」 と 岩園町で見つかった「ハクビシン」
High Society Club 2014 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。 

   
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ご報告  2014.11.14

 「芦屋の自然レポート:岩園町・仲ノ池の池干し」 が
High Society Club 2014 Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。 

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ご報告  2014.06.28

 「芦屋の自然レポート:芦屋川の話いろいろ」 
High Society Club 2014 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。 

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ご報告    2013.11.1

 「芦屋の自然レポート:芦屋川・河口の生物」 が
High Society Club 2013 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2013.7.17

 「芦屋の自然レポート:芦屋川・河口の生物」 が
High Society Club 2013 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2013.2.3

 「芦屋の自然レポート:ドンコ」 が
High Society Club 2012 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2013.1.18

 「芦屋の自然レポート:ムギツク」 が
High Society Club 2012 Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2012.8.21

 「芦屋の自然レポート:ヒガイ」 が
High Society Club 2012 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2012.4.14

 「芦屋の自然レポート:アマゴ」 が
High Society Club 2012 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 「芦屋の自然レポート:ドジョウ」 が
High Society Club 2011 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2011.9.13

 「芦屋の自然レポート:クロヨシノボリ」 が
High Society Club 2011 Summer&Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2011.5.29

 「芦屋の自然レポート:沖の池のハゼ科の魚」 が
High Society Club 2011 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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ご報告    2010.7.12

 「芦屋の自然レポート:沖の池のハゼ科の魚」 が
High Society Club 2010 Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2010.7.12

 「芦屋の自然レポート:芦屋川の淡水魚、その紹介と移り変り2」 が
High Society Club 2010 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 「芦屋の自然レポート:芦屋川の淡水魚、その紹介と移り変り」 が
High Society Club 2010 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2010.1.22

 「芦屋の自然レポート:芦屋川の河川工事は文化財級」 が
High Society Club 2009 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 「芦屋の自然レポート:六甲山のマツタケ」 が
High Society Club 2009 Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2009.8.17

 「芦屋の自然レポート:芦屋川のアユ」 が
High Society Club 2009 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2009.3.24

 「芦屋の自然レポート:芦屋川のツルヨシ」 が
High Society Club 2009 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2009.3.24

 「芦屋の自然レポート:芦屋川の掃除屋さん モクズガニ」 が
High Society Club 2008 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2008.10.31

 「芦屋の自然レポート:芦屋川源流のブナ林」 が
High Society Club 2008 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 「芦屋の自然レポート:六甲山の魚 カワバタモロコ」 が
High Society Club 2008 Spring 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
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 ご報告    2008.03.31

 「芦屋の自然レポート:日本ウナギの危機」 が
High Society Club 2007 Winter 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
  High Society Club 2007 winter  

 ご報告    2007.12.07

 「芦屋の自然レポート:コゲラと枯れ松」 が
High Society Club 2007 Autumn 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
  High Society Club 2007 Autumn 

 ご報告    2007.7.22

本サイトの 第八回 「芦屋の自然レポート:芦屋川のサツキマス」 「あしたからの風 2006.07」より
が、High Society Club 2007 Summer 芦屋倶楽部人間環境行動研究所様発行 に、掲載されました。
  High Society Club 2007 Summer 


朝日ファミリー 2007.7.16発行に、取材を受け、芦屋の地元遺産 として芦屋川に関する記事が掲載されました。
朝日ファミリー 2007.7.16 発行
第十回 「芦屋の自然レポート:舞鶴湾から消えたカワハギ」
 「あしたからの風 2006.12」より

 私の秋の楽しみは舞鶴湾のカワハギ(マルハゲ)釣りです。9月から11月までの休日に行きますが、1回の釣り行きで、150匹から250匹ほどの釣果で、シーズン中に約1000匹ほどのカワハギを釣ります。
カワハギは口が小さく、餌をとるのが上手で釣りにくい魚ですが、30年の研究の結果、1.5メートルの竿で、牡蠣の養殖イカダに船を掛けて、1匹ずつ、釣れるようになりました。 それはさておき、今年は変なのです。舞鶴湾にカワハギがいないのです。あれほど毎年牡蠣の養殖イカダの間に群れていたカワハギが、1ぴきも、いないのです。年配の地元の漁業関係者に話を聞きましたら、「湾入り口」にある定置網にも入らない。こんな年は初めてだ。原因がわからん」とのことでした。舞鶴だけでなく、福井でも殆ど姿を見かけないそうです。
 私が初めてカワハギを釣ったのは、昭和39年です。店のお客さんに連れて行ってもらったのです。明石から船を出して、淡路島周辺で釣りましたが、そのとき、ベラ、アイナメと一緒にカワハギが連れました。そのときが始めてのカワハギ釣りでした。
 その数年前から淡路島の岩屋、佐野由良、育波、斗の内、富島それに徳島の港オニにあるツダの一文字によくいきましたが、ウマヅラハギは良く釣れましたが、カワハギは見たこともありませんでした。
 カワハギは汚染に弱い魚で、水が汚れるとカワハギが減ってウマズラハギが増えると言われています。昭和40年代、大阪湾や淡路島賞右辺の瀬戸内海の海水の汚れでいなくなったのでしょう。しかし、ここ10年、須磨の海釣り公園や、たるみの一文字、それに、深江沖の防波堤でも、釣れるようになりました。これは、海がきれいになった証拠です。
私の知る限りでは、京都府と福井県の日本海でカワハギは極端に減ったのは事実です。1月ほど前、韓国の密漁に関するテレビを見ましたが、その時、韓国の魚屋さんの店先で売られている魚の殆どが日本近海で獲った魚だと店主が言っていました。日本のアナウンサーが「どうして、韓国の領海で漁をしないのか」と、訊いていましたが、「韓国の沿岸は海が汚れて、魚が獲れない」とのことでした。
 今、中国は凄い勢いで工業化をしています。私は行ったことはないですが、言った人の話によると、重慶、北京、上海、大連などの大都市の大気の汚れは凄いそうです。その汚れが偏西風に乗って日本に流れてきます。では、工場排水はどうでしょうか。大気がこんな状態なら心配です。排水は全部日本海に流入します。かつて、この近くの海で起こったことが再び起こっていないように、祈るばかりです。
 動植物が減ったり、絶滅したりするということは、それらの生き物が命を掛けて、環境の変化や汚染を人間に教えてくれているのだということです。私たち人類は謙虚に受け止め、行動に移さなければなりません。極端に増えるのも同じことです。
 人間は、自然がなくては生きていけない動物です。「自然保護は人間保護」これが、私の自作の座右の銘です。


第九回 「芦屋の自然レポート:四万十川も泣いている」 「あしたからの風 2006.09」より

 お盆休みに、日本最後の清流といわれる四万十川へ、鮎つりに出かけました。
 八月十二日、四国を縦断して、宇和島市より山越えし、宿にお願いしている家がある支流の目黒川の上流から、四万十川流域に入りました。
 昼食の後、川を見ながら本流を目指しました。
支流の目黒川の水は綺麗で、川底の石も光っていて、鮎の姿もそこそこ見えました。が、本流に行くと、水の色は悪く、鮎の姿も全然見えません。それに、釣り人も一人もいないのです。
一週間前に、電話で様子を聞いた漁業組合に行ってみると、「今年は、本流には鮎が非常に少ない」とのことでした。それでも、あきらめ切れず、上流に三十分ほど行った所で、やっと、一人の釣り人を見つけたので、川に入りました。
 私は素掛け(スガケ)で、一時間ほど、囮捕り(オトリドリ)をしましたが、全然掛かりません。その釣り人も釣りを止めたので様子を聞くと、鮎は釣れず、しかも水温が高いので、囮が三匹とも弱ってしまったので、止めたとのことでした。
 一緒に行った友人が川に潜ったところ、鮎は一匹も見えず、水がぬるい風呂の様で、臭かったそうです。それに、渇水でした。これが、日本最後の清流・四万十川の実態です。
後で、地元の方の話をきいたところ、「テレビで『清流』という報道を見るたびに、恥ずかしくなる」とのことでした。
 三年程前に水温が高くなって、下流で、大量の魚が死んだそうです。四万十川は、日本最後の清流に相応しい、堂々とした川相の大河です。私が行く二週間ほど前に水害がでるほど雨が降ったというのに、渇水で、水温が上がり、臭くなっている。
この、原因は人工林です。私が見たところでは、流域の殆どが、杉、檜の人工林に変わってしまっていました。それも、植えっぱなしで手入れのされていない、ほったらかしの山が、殆どです。
 人工林は、天然林に比べて、根に持つ水の量が三分の一と、いわれています。だから、雨が降れば一気に水が流れ出し、すぐに渇水になり、夏は水温が上がるのです。
それに、干ばつ、除伐をしないし、枝払いもしないので、根が張りません。だから、植林してから二十年前後の山で、大雨が降ると、山崩れが起こるのです。四万十川流域の山でも、爪で引っ掻いたような山崩れの後をたくさん見ました。先日、長野県で起こった大規模な山崩れも、人工林です。
 私は、山崩れのことを学びましたが、十一年前の地震で、六甲山の花崗岩の岩場が崩れたところはありましたが、それ以外の所の殆どの山崩れは、人間の手が入ったところです。中でも一番危ないのが、人工林です。
そして、こんな危険な山にしたのは、林野庁の補助金事業です。
林野庁は、来年度から二年間、人工林を、混交林や、広葉樹林にするのに、その経費を助成するようですが、未だに人工林にする工事をしている所があります。すぐに、止めて頂きたいです。人工林は、山崩れだけでなく、色々な弊害をもたらします。植えっぱなしの山は下草がはえず雨が降れば、土が流れますし、ほ乳類、鳥、昆虫、その他の動植物の極端に少ない林になってしまいます。それに、良い腐葉土がなくなり、山から運ばれる栄養分が減って漁業にも影響を与えます。
 杉、檜は、日本人に取って大事な木ですから、昔から、それらに適した土地には、植林されてきました。江戸時代に植林されなかったところは、適していないと判断された土地です。このようなことを述べている専門家もいます。昔からの美林と呼ばれる、吉野(杉)木曽(檜)で、山崩れを聞きません。
 宿のご主人が「秋に紅葉する山が懐かしい」と、言っておいででしたが、早く広葉樹の森にして、日本一の清流を復活してもらいたいものです。
今、日本中の多くの川がこのような状態です。

第八回 「芦屋の自然レポート:芦屋川のサツキマス」 「あしたからの風 2006.07」より

 五月の連休あけ、芦屋川に魚を増やそう会の会員からの「四三号線の上流に、見たことも無い魚がいて、遡上してきた鮎を食べている」という報告を受けて、早速、見に行くと、三十二〜三十四センチ程で、魚体が銀色に光り、背びれと尾びれの先が黒い魚が、雄大に泳いでいました。間違いなく、「サツキマス」でした。
 「サツキマス」は、川の上流域に生息するアマゴが、サケの様に川を下って、十一月〜十二月にかけて、海に入り、イワシ・イカナゴ・エビ等の豊富な餌を食べて、三十センチ〜四十センチになり、太って、サツキの花の咲く頃に遡上して来ます。そして、十月頃に、川の上流にいるアマゴと結婚して、産卵して一生を終えるのです。
 芦屋川では、五年前、業平橋の下流で三十センチ程のが見つかりましたが、この時は八月で水温が高いために弱っており、すぐに死にました。今回は、二回目ですが、川に遡上した元気な「サツキマス」が泳ぐ姿は、おそらく、長良川以外では見られない貴重な機会ですから、新聞社とNHKに連絡して、映像をとってもらうことになりましたが、誰かが、その日の朝に、「サツキマス」がいる場所に犬を入れたため、魚が驚いていなくなってしまい、残念ながら、映像は撮れなくなりました。
 二日後、芦屋税務署横で泳いでいるのが見つかり、私も十日ほど朝夕探しに行きましたが、とうとう、見つかりませんでした。「サツキマス」も渓流の魚なので、水温二十五度が限界です。それまでに捕獲して、上流に放流して天寿を全うさせてやりたいと思っています。
 さて、「サツキマス」の名前についてですが、二十年ほど前に標準和名になったのです。それまでは、各地で、マス・川マス・ノボリ・ノボリコサメ・アマゴマス等と、それぞれに呼ばれていました。
それを、私が「降海型アマゴ」と、財団法人淡水魚保護協会の機関誌に発表しました。その経緯ですが、保護協会の木村理事長と話をしている時のことです。「大阪湾では昭和三十年代の汚染のため、サケ・マスの類は、学会では絶滅したとされている」ということを話されました。
しかし、私は、大阪湾では絶滅していないことを知っていましたので、そのように話しますと、「是非、調査して発表するように」と、言われました。早速、芦屋の定置網の漁師さんに話を聞き、昭和三十年代を含めて、毎年、十〜四十匹獲れていた事がわかりました。
 そこで、昭和五十六年、西宮市在住で定置網漁師の岩本氏の協力を得て、芦屋の埋め立て地の沖にあった、定置網に入ったマスの数と大きさを、調べました。五月四日〜六月二十二日迄で、十三匹、二十五〜四十五センチでしたので、そのように、財団法人淡水魚保護協会の機関誌「淡水魚」に「降海型アマゴ」という名前を使って発表しました。この時まで、標準和名はなかったのです。それから、数年後、長良川河口堰反対運動のシンボルフィッシュになっていましたが、「カワマス」の地方名では紛らわしいし、「降海型アマゴ」では、ちょっと固い。ヤマメの降海型は桜の花の咲く頃に川に戻ってくるので、「サクラマス」と、正式名が付いている。この魚は、サツキの花の咲く頃に川に遡上してくるので、「サツキマス」にしてはどうかという話があり、保護協会の木村理事長が、「山田君が『降海型アマゴ』という正式名を付けたので、承認を得ないといけない」ということで、わざわざ、家に来て下さいました。私は、「サツキマス」という名前はとてもよいと思ったので、その場で快諾、承認しました。どなたが命名されたのか知りませんが、私の付けた「降海型アマゴ」を、返上して、「サツキマス」という、よい名前を承認させて頂いたことを、光栄に思っています。

なお、「アマゴ」は、日本の固有種で、謎の多い魚です。次の機会に、紹介したいと思っています。

----> 「あしたからの風」 2006.07 より  



第七回 「芦屋の自然レポート:どうしたの?今シーズンの野鳥」 「あしたからの風 2006.05」より

一月、三月と、「野鳥が、異常に少ない!?」野鳥の異変について書き、多くの方々からの反響がありました。
 お寄せいただいた方々に、紙面より、お礼を申し上げます。
 今シーズン程、気を入れて観察した年はありません。いつもなら、「楽しみ」なのに、「苦しみ」に近い感覚で、観察していました。
「見つけたい!」
「居て欲しい!」
「鳴いてくれ!」と、祈るように歩くのですから、ストレスです。山歩きがストレス解消になりませんでした。
 毎年、寒くなると里に下りてきて、たくさん見かける「メジロ」が、間が悪かったとしても、見かけたのは、たった二羽。
 大陸から渡ってくる「ツグミ」も、例年なら、芦屋川の川原で、すぐに十羽ほどは、見つけられるのに、今年は一羽も見ていません。
 こんなふうに、姿すら見つけられない鳥や、いても、非常に数が少ない鳥が、多いのです。
 ヒヨドリ、スズメも例外ではないのです。

 今シーズンの野鳥の異変は、日本列島全体に及んでいるようです。日本野鳥の会のコメントは、「原因不明」ということで、終わっていますが、原因は必ずあるはずです。
 私は最初、地震の影響かなあと思いましたが、関係のない姫路や岡山あたりでも、野鳥は少ないようです。
 今年は大陸からの黄砂が、とても多いのですが、友人は「今年の黄砂は、少し黒っぽい」と、いうので、中国の工業化の影響で、煤煙を一緒に運んでくるのかと心配です。
 新聞の投稿欄などで、「庭で、ウグイスを見た、とか、メジロが、餌をついばみにきた」という記事を見つけると、少しは安心します。
 三月中旬、東京都調布市の天台宗・深大寺(多摩の湧水信仰にまつわる古刹)では、シジュウカラのさえずりが、溢れていたという記事を読んでも、安心しました。しかし、藪山であったころは、「ミソサザイが繁殖していた」と聞くと、「藪すなわち悪」の単純論が、勢いを持っていることに、不安を抱きます。
野鳥が急に、私たちの生活空間から姿を消したり、少なくなったりすることは、「自然からの、警告」と、受け取る必要がないでしょうか?
私には、「人間に対する、何かの警告」のように思えて仕方ありません。
 さまざまな形の森林環境の保全を、話し合う必要を感じています。「何が一番いいのか」ではなく、あれもこれも大切に、ではないでしょうか?
来シーズンには、野鳥が戻ってきてくれることを、期待しています。

----> 「あしたからの風」 2006.05 より  

第六回 「芦屋の自然レポート:どうしたの?今シーズンの野鳥」 「あしたからの風」より

一月号「野鳥に異変?」に、多くの方々から反響がありました。

 お寄せいただいた皆さんの声をご紹介します

A 実家(小野市)のマンリョウの実が、例年なら十二月になくなるのに、先日行ったときにも、赤い実が一杯残っていました。
B 庭の木の枝に、みかんを輪切りにしたのを突き刺しておいても、今年はヒヨドリもメジロも来ないし、ピラカンサの実を食べる鳥も来ない。
C 毎年、サザンカの花の蜜を吸いにくるメジロが来ない。
D 大阪の公園で、毎年見かけるメジロを、今年は、まだ見たことがない。
E 毎年に比べて、庭に来る鳥の数が非常に少ないように思います。(ヒヨドリ・メジロ・ジョウビタキだけわかりますが、こういう鳥もほとんど、来ないのです。)
F 隣の家のサザンカの生垣を、毎日見ています。昨年は、メジロ・ウグイス・ヒヨドリが、毎日、何時でも見えましたが、今年はどうしたことか一羽も、見ていません。

 現在、芦屋では、カモの類は例年通り、芦屋川、宮川、芦屋浜にいますが、街中の野鳥の種類と数が、非常に少ないのです。 「今年は山に木の実がたくさんあって、鳥が里に下りてこないのではないかな」と、言う方もおられるので、二月十二日に、山に行って来ました。
 芦有ゲートから、蛇谷(じゃだに)土樋割峠(どびわりとうげ)を通って、住吉川の渓流、黒岩谷まで行きましたが、ここまでで見た鳥は、ホオジロ八羽だけでした。鳴き声で確認できた鳥の種類は、ヒヨドリ・シジュウガラ・ヤマガラ・コゲラですが、数が少なかったです。
 私は、週に1度、高座の滝まで散歩に行っております。昨年のこのシーズンに、開森橋から滝までの河原や、生垣、谷筋、ハイキング道沿いの雑木林で、見かけた鳥は、コサギ・ダイサギ・アオサギ・コガモ・カルガモ・カエアセミ・カワガラス。キジバト・ドバト・セグロセキレイ・ジョウビタキ・ツグミ・モズ・ヒヨドリ・ムクドリ・カラス・スズメ・ルリビタキ・メジロ・ヤマガラ・シジュウガラ・エナガ。ミソサザエ・ホオジロ・ウグイス等でしたが、それ以外の鳥もいたように、思います。
 二月二十六日、高座の滝から芦屋川、宮川、市街地、シーサイド、南芦屋浜へ、バード・ウオッチングに出かけました。滝周辺では、ヒヨの声は聞こえましたが、毎年いるヤマガラ・コゲラ・エナガ・シジュウガラ等の鳥の姿を全く見ることが出来ませんでした。芦屋川と高座川の合流点の河原では、定番のツグミ・ジョウビタキを見ることが出来ず、コサギ・セグロセキレイ一羽と、カルガモのつがいだけでした。市街に入り生垣を見ると、いつもは鳥に食べられて無くなっているナンテン・クロガネモチ・ピラカンサの赤い実や、満開のサザンカを、たくさん見ました。潮見町の公園でやっと、ヒヨドリ、シジュウガラ各1羽、浜風町でカワラヒワ二羽、ムクドリ四十羽程の群れを見つけました。私は、モズ・メジロ・ヤマガラ等の野鳥が好きで子どもの頃から五十数年間鳥の観察を続けてきましたが、今シーズンの少なさは異常と言えます。ウグイス・ツグミを、一度も見ていません。スズメも心なしか、少ないようです。
 先日、東京の日本野鳥の会本部に問い合わせたところ、各地から「鳥が少ない」という問い合わせが多いようです。「何が原因ですか」と、問いましたが、「はっきりした理由は、分からない」という返事でした。
 寒いときはガン・カモ類が南に行くので、三田市の池では、例年より多いという報道がありました。しかし、野山の野鳥に関しては、多く集まっているとか、山で死んでいるという報告はないとのことでした。心配です。

----> 「あしたからの風」 2006.03 より  


第五回 「芦屋の自然レポート:野鳥に異変!?」 「あしたからの風」より

 野鳥の観察シーズンだというのに、どうしたことか、種類が少ないのです。まちなかのお馴染み「シジュウガラ・メジロ・ウグイス・ヒヨ」が、姿を見せてくれません。庭の南天の実が綺麗に残っています。
 昨年12月31日、高座の滝に行きましたが、例年には観察できる「エナガ・シジュウガラ・ヤマガラ・ジョウビタキ・モズ・ツグミ・ミソサザエ・ルリビタキ・メジロ・ウグイス・コゲラ」が、顔を見せてくれませんでした。山にたっぷりの餌があるのかな?それにしても、大陸からのツグミやジョウビタキも、どうしたのでしょう。心配です。

----> 「あしたからの風」 2006.01 より  



第四回 「芦屋川河口」

 護岸の石の上に立って、海中を見ると、3メートル下の小石まではっきり見え、水深1メートルの所では波による砂の紋様がはっきり見えます。護岸の石には、大きなカキや、フィジツボ、イガイ、それに小型の巻き貝が多く繁殖しています。河口の砂浜に目をやると、チドリが波打ち際をせわしく歩いており、水深の浅いところでは数十羽のヒドリガモが波に漂いながら、時々首を水中に突っ込んでワカメを食べているのや、砂浜に上がって日向ぼっこをしているのが観察できます。 波打ち際に行ってみると、輝くばかりの水が打ち寄せています。干潮で出来た水たまりを覗いてみると、イソギンチャクがいますし、石をのけてみると、小さなカニが爪を大きく広げて怒っています。砂を掘ってみると、白っぽいのや薄茶色のきれいなアサリがころころと出てきます。(アサリは、汚い砂の所ではグレーの色になります。)皆さん、この様なきれいな海岸を何処と思われますか?ここが芦屋川河口に甦りつつある砂浜です。
 昭和の初めごろまでは、幅50メートル程の美しい砂浜があり、阪神間の海水浴場として多くの人々に親しまれて来ました。しかし、昭和13年の水害ののち、芦屋川に造られた多くの砂防堰堤の為、川からの砂の補給が少なくなり、波にさらわれる砂が少なくなったため、徐々に河口に砂が溜まりだしたのです。特に、昨年は雨が多く、下流部の川原の砂が多く流されました。その為か、砂浜が広がったように思われます。
 浜に住む生物も、川の水がきれいになったこともあって、昔いた物が多く戻ってきました。貝では、初めに紹介しましたアサリ、ウナギ、タナゴ、ヤガタイサギ、アイナメ、カサゴ、ボラ、スズキ、チヌ、キビレ、サヨリ、イシダイ、ミミズハゼ、チチブ、ボウズハゼ、ウキゴリ、それに、海底に砂が広がったため、イシガレイ、キス、ヒイラギ、クサフグ、マハゼ、ビリンゴ、ネズミゴチ(テンコチ)等なつかしい生き物を多く見かけるようになりました。−浜が甦ったのです。−

----> 「葦の風」 No.1 より (発行:行動する環境問題研究会)  1993.10〜1993.12 
      (一部編集)





第三回 「芦屋川の宝物 その1」

 六甲山の東側に位置する、宝塚、仁川、逆瀬川、南側に位置する甲山の周辺、芦屋、岡本、御影あたりは、日本中でも良好な住宅地として知られています。
 では、何故このあたりが全国的に知られているかというと、交通の便が良い、気候が温暖、等色々な条件あると思われますが、第一は、すぐそばに緑豊かな自然いっぱいの、六甲山があるからではないでしょうか。その中でも芦屋市は、国際文化住宅都市として、特に有名です。芦屋には、金持が多いとか、知識人が多いとか言う人もいますが、それはほんの些細な事だと思います。
 芦屋市は六甲山頂から海まで、たった8q程の小さな街ですが、その短い間に900m以上の高低差があり、多彩な自然(樹木、山野草、野鳥、野生動物、魚)を見ることが出来ます。芦屋はまるで、自然博物館です。その中で生活できる事が一番だと思います。
芦屋川は、小さな川ですが、多くの生物が生息しています。その中で、芦屋川に魚を増やそう会が芦屋川の宝物と呼んでいる生き物を紹介してゆきます。
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【カワセミ】
 飛ぶ宝石として有名な鳥です。
 この鳥の名前を知らない人は、殆どいないと思いますが、姿をTVや写真で知っていても実際に見た人は少ないと思います。自然保護をしている人でさえ、年に一度見ることが出来たら幸せという人もいるくらいです。カワセミは、川の中流から、下流にかけて生息する鳥です。それに、餌は魚しか食べません。営巣する場所は自然の崖のような所です。芦屋川に生息しているという事は、きれいな水と魚が多い事と、繁殖する場所があるという事です。
【カジカガエル】
 鈴をころがすような、きれいな声で鳴く、小さな蛙です。この名前を聞いた時、殆どの人が山奥の生物と思うようです。芦屋川ではかなり広い範囲で生息しています。春から夏にかけて鳴きます。私がカジカの声を聞いた一番下流は、阪神の芦屋駅でした。阪急の芦屋川駅のあたりでは、車の騒音の中でも、耳をすますと聞くことができます。芦有ゲートあたりでは、水音とあいまって、なんとも言えない良い響きです。
【アマゴ】
 渓流の女王と呼ばれる魚です。サケ科の魚で、良好な水質と、夏場の水温が20度以下でないと、生息できない魚です。芦屋川では、20数年前に種継さんが、成魚を放流し、数年後に、繁殖が確認されて驚いたものでした。アマゴは天然林の森と、きれいな水、それに人の手の入っていない自然の川でないと、自然繁殖はできません。芦屋川のような都市部の川での繁殖は全国的にも非常に珍しいと言えます。
 昭和54年、県からの補助金で、初めて稚魚の放流をおこない、その後、芦屋市の補助金と、各種団体の協力や保育園・幼稚園と一緒に、稚魚の放流を続けています。

----> 「葦の風」 No.1 より (発行:行動する環境問題研究会)  1993.10〜1993.12 
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第二回 「六甲山のイノシシ」

 開森橋近辺をはじめとして、芦屋川上流では毎年イノシシがよく出没します。
 芦屋市だけでなく、六甲山の南側では、あちらこちらに出没しては、話題を提供しています。何故、市街地で多く見られる様になったかといいますと、過去に、随所で始まった餌付けが原因ではないかと思います。農作物や花壇にも多くの被害が出ており、芦屋霊園では、お供物やミミズを食べに来て、墓石をひっくり返すことも多発しているのです。その為、毎年多くのイノシシが、神戸農林事務所の許可を得て、捕獲されています。以前、芦屋霊園で鼻がワナに掛かったイノシシを目撃した人の話を聞きましたが、悲惨な状態だったそうです。
餌付けの結果、増え、人を恐れなくなったイノシシが、この様に殺されるのは、非常に哀れです。それに、密猟もあります。友人の犬が、高座川の上流で、ハネ上げ式のワナに、一日に二度もかかった事もありますし、トラバサミに足を挟まれた人も知っております。
 人間は、大昔からイノシシを捕獲して食べていました。本来、イノシシにとって人間は恐ろしいものだったのです。しかし、餌付けに依って六甲山のイノシシは人を恐れなくなり、また、数も増えることになりました。そこで、色々なトラブルが表出し始めたのです。
 野性動物の餌付けについては、動物の尊厳を脅かすものだと考えます。かって兵庫県の山間部の二つの町で、猿の餌付けが行われました。それは、山に猿が生息しているので、箕面の様に、餌付けして、観光客を呼ぼうと始められたのです。数年後に、餌付けは成功したのですが、肝心の観光客は来ませんでした。そこで、餌付けを止めたところ、人を恐れなくなった猿は、農作物だけでなく、家の中の物まで取るようになってしまったのです。そこで、困った町は、大きな檻を作って50数頭を一網打尽にし、動物商に実験用動物として売り渡してしまったのです。もう一つの町でも、同じ事が起こり、捕獲された猿は、愛知県犬山市のモンキーセンターに送られました。その時の新聞の見出しは、『イタズラ者、御用!』でしたが、本当に悪いのは、人間ではないでしょうか。結果は、二つの猿の群れを壊滅させる事になったのです。この二の舞いだけはしたくないのです。
 野性のイノシシの餌付けは、世界的にも珍しいとの事ですが、餌付けを止めて、山へ返し、野性に戻してやるのが、イノシシにとっても幸福なことだと思います。我々、人間が、彼等にしてやれる事、すべき事は、自然の木を守る事です。イノシシが多く棲める山を守ってやりたいと念じております。

----> 「葦の風」 No.1 より (発行:行動する環境問題研究会)  1993.10〜1993.12 
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第一回 「芦屋川の野草」

 芦屋川は山手町の川原毛堰堤より上流を渓流部としますが、それより下流には広い草原が広がっています。草に対して偏見を持っている方も多いと思いますが、これ等の草は川底や護岸を守ると同時に、川に棲む多くの生き物を守っているのです。大雨の時、増水した水から、川底の草が地面を覆って土砂の流出を防ぎます。それに川の生き物は、普通の川では土手に草が生えているので、増水時には水際の草の中に一時避難します。芦屋川では護岸が石組みの為、多くの魚(オイカワ、カワムツ、ムギツク、ヨシノボリ、ドンコ、ウナギ)やヌマエビ、スジエビ、モクズガニ等が水の引くのを待ちますし、ホタルの幼虫や餌になるカワニナも草に引っ掛かって流されずにすみます。もし芦屋川に草がなかったら、大水の時は一気に多くの生き物が下流に流され、生き物の少ない寂しい川になってしまいます。川底の草は、川に棲む生き物にとっては命の綱なのです。
 春になると茶色ゾーンの川が、一気に緑色に変身します。そして春から秋まで、多種類の花を咲かせ、私達を楽しませてくれます。晩秋の今頃は、この地方ではコンペイトウと呼ばれ、子供の頃から親しまれているミゾソバが見事に咲いています。これ等の草花を愛でながら季節の移り変わりを楽しんでいる人が多いのですが、これ等の人達は、市に対してこういう意見を言う事は、まずありません。
 しかし、草花に対して偏見を持っている人は、草が伸びた、汚い、早く刈れと市に指示(文句)をします。何も言わない人の方を取るか、言う人の方を採るか、市の担当者が苦慮させられるところです。現在、市の担当者は下水道課ですが、芦屋川の草刈りについてのマニュアルを作って下さいました。
 春には、阪急から上流は護岸に生えている草と護岸添い1mの草を刈る、市民センターから下流部は、高水敷と護岸の草、それに護岸添い1mを刈って、水際の草は残す。これは、川の生き物を守る事ですし、護岸の草を刈るのは、高水敷と低水敷の境を判り易くする為です。そして、秋には市民センターから下の草は全部刈り取ってしまいます。
 一昨年のバードウォッチングのシーズンには野鳥が少なかったのですが、昨年には驚く程多くの鳥を観察することが出来ました。それは、草刈りの時期をずらし、草の種が落ちてから刈った為、野鳥が餌を食べに集まったからです。今年も、12月頃には、沢山の種類の鳥が見られる筈ですので、楽しみにして下さい。このように、マニュアルの方法は、お互いが一歩譲るというスタンスでは、とても良いアイデアです。
 芦屋川の草で少し気になるのは、セイタカアワダチソウの群落です。川原毛堰堤より下流は、昨年ニセアカシヤの木の群落を伐採した後に生えたものですし、その下の杖東(つえひがし)堰堤から第一堰堤の間は、昨年誰かが無断で草を刈った為に大きくなったものです。一部住民からは、花粉症の原因になるので刈れという声が出ているそうですが、来年はもっと大きくなってしまいます。かって、開森橋周辺でも大きな群落がありましたが、今では殆ど見掛けません。あっても非常に小さくなっています。セイタカアワダチソウは一時的に増えますが、そのうち他の野草に駆逐され、無くなってしまいます。やはり、放って置くのが一番でしょう。
 花粉症については、空気の汚れとの合併症である事が、医学的に証明されています。花粉だけが原因なら、山の草木も全部きらないといけない事になります。
 芦屋川の草、生き物を守り育てる草、人々を楽しませてくれる草、川底や護岸を守る草、もっと優しく見守ってやって下さい。

----> 「葦の風」 No.1 より (発行:行動する環境問題研究会)  1993.10〜1993.12 

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